~私のこと~
昭和音楽大学短期大学部音楽科卒業。ピアノを土屋京子・裕子氏、野口伊都子氏、平林せつ子氏に師事。卒業後からピアノ指導とピアノプレイヤーに就く。
結婚、出産、育児を経験し、子育てをもっと楽しく、尚且つ自信を持ちたくて色々な書籍や講演会、セミナーなどで勉強を始め、コモンセンスペアレンティングの資格を取得。現在はコーチングの勉強に励んでいます。
音楽経歴が華々しいものでもなく、自身のピアノに限界を感じ始めていたので、10年前よりピアノ奏法を見直したくて、様々な勉強をしてきました。もう一度、1から始めることは容易い事ではありませんでしたが、紆余曲折を経てロシア奏法にたどり着き、ピアニストの佐々木崇氏、マスタークラスでは川村文雄氏に師事して3年が経ちました。修得までにはまだまだかかりそうですが、自身のピアノの音色の変化や楽に弾けるようになったことをとても実感しています。
私は教えることが何よりの生き甲斐です。どう伝えたらうまく伝わるか、伝え方の方法を常に思慮、試行錯誤しながらやってきました。これまでは生徒さんからのご紹介や地元のご縁で新たな生徒さんと出会い、小さな教室をやってきましたが、地域を広げて一人でも多くの方にお伝えしたく、ホームページを立ち上げました。
~ロシア奏法のこと~
ロシア(流)の奏法の一番の特徴として、1音1音、美しく豊かな響きで弾くこと。ロシア奏法のマルタ・アルゲリッチ、リヒテル、ホロヴィッツ、ギレリス…偉大なる名ピアニストがこの奏法です。無駄な動きは省いて自然の理にかなった奏法でもあり、長時間の練習でも腕の疲労や腱鞘炎を起こす危険性もありません。そしてこの奏法でしか得られない倍音の響き…。
まず、美しい響きの音を出すには、耳の聞き分けが出来ないとなりません。耳を開くこと、身体の有効的な使い方、ピアノの構造の仕組み、そして響かせ方を知ることで画期的に違います。
~コーチングのこと~
前ページ「~ピアノのおすすめ~」ではピアノの良さをお伝えしました。しかし、一番大事なポイントがあります。
そうです、「ピアノを弾いていて楽しいなぁ~♪♪」この気持ちがないとドーパミンが出ないそうです。ドーパミンが出ないとなんの効果もないのです。
ですから、ピアノを好きになれるようなレッスンを心掛けています。しかし、ピアノは地道な練習が必須です。「練習しなさい!」とやらされているようではピアノを好きにはなれません。
では、どうしたら…。行き着いた先はコーチングでした。只今、資格取得に向け勉強中です!
コーチングの語源は「COACH=馬車」から来ています。馬車はお客さんを目的地まで連れていきます。その目的地を決めるのは生徒さん自身が決めること。コーチはその目的地にベストな条件で進めるように、色んなことを気づかせたり、思いを引き出したり、その気づきを行動に結びつける役割です。
ティーチング(教える) = 一番良い方法を教える
コーチング = 一番良い方法は何かな?
自ら考えて行動して手応えを感じた時に、ピアノが好きになると私は考えています。